大分県


本院では、「患者本位の最良の医療」を基本理念とし、臨床・教育・研究に取り組んでいます。調剤、医薬品情報、製剤、薬物動態解析、治験管理、病棟業務等をはじめ、他の医療従事者との連携を図り、院内の安全管理にも携わっています。平成24年より、すべての病棟(集中治療部、高度救命救急センターを含む)に担当薬剤師を配置し、薬物療法の安全性の確保に加え、薬物血中濃度の測定に基づく投与設計、副作用の早期発見を実施しております。また、外来化学療法室および認知症外来において、外来患者への薬学的ケアを実施しています。大学病院の使命である臨床研究では、科学的思考に基づいた業務構築やそのエビデンスつくりにも積極的に取り組み、特に、薬物間相互作用や、遺伝子多型解析、バイオマーカー探索など、適切な治療選択を行うための研究を実施しています。また、学術論文作成、学会発表および研修会参加を積極的に行っています。その成果として、がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師、栄養サポートチーム専門療法士、糖尿病療養指導士など、各領域に特化した専門性の高い薬剤師を輩出し、各専門チームにて活躍しております。

病床数:618床 診療科:34科 病棟:17看護単位

〒879-5593 由布市挾間町医大ケ丘1丁目1番地
TEL:097-549-4411

http://www.med.oita-u.ac.jp/yakub/

2018/6