令和3年6月7日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 木平 健治
薬剤業務委員会 委員長 室井 延之


「地域と病院とをつなぐ薬剤師の入退院支援業務事例集」の公表について



 平素より、日本病院薬剤師会の活動にご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 現在、医療機能の分化及び地域包括ケアシステムの推進により、高度急性期、急性期、回復期、慢性期などの病床機能をもつ病院や在宅等において、安心で安全な薬物療法を継続的に実施することが求められており、病院間はもちろん病院と保険薬局、介護保険施設との連携や情報共有が極めて重要となっています。
 薬剤業務委員会では、入院と外来・在宅医療をつなぐ入退院支援業務の推進を目的とし、2019年度に全国から薬剤師の入退院支援業務ならびに薬剤師連携事例を集めました。そして、このたび「地域と病院とをつなぐ薬剤師の入退院支援業務事例集」を作成しました。
 本事例集では、地域のニーズに対応した入退院支援業務を実践する36施設(病院規模:200床未満 12施設、200〜500床 10施設、500床以上 14施設)での、導入の契機・プロセス、業務内容、アウトカム等を掲載しています。
 各会員施設において、入退院支援業務を推進する上で本事例集を参考にしていただき、患者により良い薬物治療が提供されることを期待しております。


地域と病院とをつなぐ薬剤師の入退院支援業務事例集
(令和3年5月29日 一般社団法人 日本病院薬剤師会 薬剤業務委員会)