令和5年6月8日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 武田 泰生
地域医療委員会 委員長 荒木 隆一


「地域医療連携の手引き(Ver.2.0)」の公表について



 平素より、日本病院薬剤師会にご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 地域医療委員会では令和2年4月、医療機関の薬剤師が薬局薬剤師や他の医療従事者との情報共有を促進することを主な目的に「地域医療連携の手引き」を作成し公表しました。
 少子高齢化や労働力不足など社会的課題に加え、新型コロナウイルス感染症による価値観の変化等、医療を取り巻く状況は加速度的に変化しています。連携のあり方も病院間の垂直的な連携に加え、地域全体を多職種によりカバーする水平的な連携も求められています。
 そこで、従来の役割をさらに進め、継続的な薬物治療管理が行われ、医療連携の質を向上させることを目的に手引きの改定を行いました。また、今後のICTを活用した医療連携の基盤づくりにも積極的な関与を期待し、デジタル化に関する項目を追加いたしました。
 多くの会員の皆様が、この手引きを参考にし、連携業務に役立てていただければ幸いです。


地域医療連携の手引き(Ver.2.0)