平成22年1月28日
会員 各位
社団法人 日本病院薬剤師会



腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤の使用にあたっての留意事項について


 厚生労働省は、平成22年1月20日付で医薬食品局審査管理課長名で、各都道府県衛生主管部(局)長宛に「腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤の使用にあたっての留意事項について」を通知しました。
 エベロリムス製剤については、「心移植における拒絶反応の抑制」を効能効果とする販売名「サーティカン錠」は既に市販されておりますが、「根治切除不能又は転移性の腎臓細胞癌」を効能効果とした販売名「アフィニートル錠」を同日付で承認したところです。
 この通知は、腎臓細胞癌を適応とするエベロリムス製剤は、既存製剤と比較して重篤な副作用が高い頻度で発生することが報告されていること等から、その使用にあたっての留意事項を医療機関の及び薬局に周知したものです。
 会員各位におかれましては、別添の通知をご覧戴き、関係者に情報提供していただくとともに、周知していただきますようお願い申し上げます。










Copyright © JSHP. All rights reserved.