平成22年10月13日
会員 各位
社団法人 日本病院薬剤師会




「デュロテップMTパッチ」の調剤について(確認書の確認依頼)


 フェンタニル経皮吸収型製剤(持続性疼痛治療剤)である「デュロテップMTパッチ」については、平成22年1月22日付けで本会のホームページに「フェンタニル経皮吸収型製剤の使用に当たっての留意事項及びデュロテップMTパッチ(慢性疼痛)確認書を用いた流通管理体制について」を掲載して、各員各位に本剤を使用する際には確認書を用いた管理体制をしていただくよう周知徹底を依頼したところです。
 本剤は、慢性疼痛の使用に際して処方医は慢性疼痛治療に関するトレーニングを受講すること、本剤投与前に他のオピオイド鎮痛剤で忍容性を確認してから投与することとなっておりますが、これが守られなかった不適正使用の事例が報告されました。
 今般、製造販売元のヤンセンファーマ株式会社は、慢性疼痛におけるデュロテップMTパッチの調剤について確認書の確認を徹底するよう依頼した文書を医療機関に配布して注意喚起を図っております。
 会員におかれましては、別添のお知らせ文書をご覧戴くとともに、関係者にこの旨を周知して戴きますよう重ねてお願い申し上げます。
 なお、慢性疼痛患者に対する「デュロテップMTパッチ」の不適正使用等の事例の詳細については同社のホームページ(http://www.janssen.co.jp/info/20100722_DrtMT.pdf)をご覧下さい











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