平成26年5月29日
会員 各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会



コンサータ錠18mg、27mg, 36mgの適正使用に関して
(「成人期AD/HD」の適応拡大とe—ラーニング再受講)



 コンサータ錠(製造販売元:ヤンセンファーマ株式会社)は、メチルフェニデート塩酸塩を含有する中枢神経刺激剤ですが、これまでに厚生労働省から各都道府県衛生主管部(長)等宛に、塩酸メチルフェニデート製剤の使用にあたっての留意事項を医療機関・薬局等に対して周知するよう指導した通知が3件(別添1、別添2、別添3)発出されています。

 別添2の通知では、コンサータ錠18mg、27mgについて、成人期における「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)に係る効能効果を追加する承認事項一部変更承認を平成25年12月20日付で行ったことに伴い、留意事項の一部を改正したこと、別添3の通知では、平成26年1月17日付でコンサータ錠36mgの剤型を追加する承認を行ったことから、これまでの通知で示したとおりの留意事項が適用されることを示しております。

 本剤は、適正使用の観点から、医師と薬剤師はe—ラーニングを受講したうえで、登録医・登録調剤責任者として登録されなければ、本剤の処方、調剤はできないこととなっております。ヤンセンファーマ株式会社では、昨年12月末から成人期における「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)に係る効能効果が追加されたことから、受講が義務化されているe—ラーニングの内容を改訂し、登録医師及び登録調剤責任者にはe—ラーニングを再受講するよう依頼しております。

 会員各位におかれましては、別添1から別添4をご欄戴き、医師、薬剤師等の関係者に情報提供して戴くとともに周知して戴き、引き続きコンサータ錠18mg、27mg, 36mgの適正使用に努めて戴くようお願いします。











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