日病薬発2023-201号
令和6年1月26日
会員各位
一般社団法人 日本病院薬剤師会
会長 武田 泰生
災害対策委員会
委員長 高山 和郎


令和6年能登半島地震への対応について
~「災害登録派遣薬剤師」「災害ボランティア薬剤師」の現状~



 令和6年1月1日に発生した能登半島地震で犠牲になられた方々に対しご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、被災された方々へお見舞いを申し上げます。

 さて、日本病院薬剤師会では、本会が策定している「災害医療支援のための手引き(ver1.5)」に従って、順次、「災害登録派遣薬剤師」「災害ボランティア薬剤師」の募集を行っております。そして、現地調整班(主として石川県庁内の保健医療福祉調整本部対応)や被災地派遣として(珠洲市、輪島市など)医療機関への業務支援、金沢市内等の医療機関の後方支援を行っており、これまでに延べ121名(現地調整班30名、医療機関への業務支援91名)の派遣が行われております。

 各派遣先の状況は災害対応のフェーズによって変化し、求められるニーズも変わってきており、これから長期的な支援体制が必要であることが予想されます。被災地では、1.5次避難および2次避難が進められており、今後、石川県内の医療機関や避難所(具体的には金沢市内に数か所設置)への巡回の医療チームでも薬剤師不足が生じることが大いに考えられる状況となっています。

 支援の薬剤師はまだまだ充足しておりません。本会は被災地の医療機関等を迅速に支援するために、「災害登録派遣薬剤師」、「災害ボランティア薬剤師」の募集を継続して行っております。

 会員各位におかれましては是非とも積極的にご参加いただきますようお願い申し上げます。なお、複数回の派遣におきましてもご自身ならびにご勤務先の状況を鑑みた上でご検討いただけますと幸いです。