A. 「 PREvent and AVOID the adverse drug reactions 」の略称です。病院薬剤師にとって、薬物療法の安全管理職能がわかる言葉として日本病院薬剤師会により創られた言葉です。 Q. プレアボイド報告はどのような経緯で始まったのですか?
A. 日病薬は、病院薬剤師による服薬指導、薬歴管理、薬物療法モニタリング等の薬学的患者ケアの推進を提唱し、平成11年1月より薬学的患者ケアによる患者さんの安全管理(不利益回避)に寄与した成果報告を “プレアボイド” の呼称で収集する取り組み(プレアボイド報告制度)を開始しました。 Q. プレアボイド報告は、どのような事例を対象にしていますか?
A. プレアボイドには、薬剤師が副作用を早期発見することで重篤化回避に貢献した事例に加え、薬剤師が職能を発揮して発見した相互作用、投与禁忌などの未然回避や投与量の調節、処方薬の追加提案などを目的とする薬物療法の有効性の確保に寄与した事例が含まれます。 Q. プレアボイド報告はどのような組織で管理・運営されていますか?
A. 日病薬独自の事業として行われており、医薬情報委員会、プレアボイド報告評価小委員会がその活動主体です。プレアボイド報告の集計実務と内容評価はプレアボイド報告評価小委員会が担当しており、報告の評価・分類・公表・会員へのフィードバックなどの実務に当たる形で運営されています。 Q. プレアボイド報告に参加する方法は?
A. 日病薬会員の薬剤師であれば誰でも参加できます。 Q. プレアボイドを報告する方法は?
A. 日病薬ホームページより、会員のページに入り、オンライン報告システムでオンラインにて報告してください(会員限定)。 Q. プレアボイドの報告様式は?
A. プレアボイド報告は、副作用の重篤化や遷延化を回避した様式1「副作用の重篤化回避」、副作用の発現を未然に回避した様式2「副作用の未然回避」、薬物治療効果の向上(薬剤の変更、用量の是正等)により患者さんの不利益を回避した様式3「薬物治療効果の向上」に分かれています。 Q. プレアボイド報告の書き方のコツやポイントはありますか?
A. 日病薬ホームページに “病院薬剤師におけるフィジカルアセスメントを端緒とするプレアボイド報告の手引き” を公開しています。こちらの「5. フィジカルアセスメント報告のためのチェックリスト」の2つ目以降の項目は、一般的な副作用の重篤化回避報告でも活用できる様式1で必要な項目のチェックリストになっています。